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福島の子供たちにマスクを!応援してくださったみなさん、本当にありがとう!1130通ものメールが県庁に届きました。 それでも「優しい福島であってほしい」 という思いは聞き届けられなかった。くやしいけど、ママ達は凹んではいません。

1月 21st, 2012 | Posted by nanohana in 1 子供たちを守ろう | 1 福島を救え | 2 アクション・選挙・住民投票 | 3 首長、自治体

マスクアクションを応援してくださった読者のみなさん。
本当にありがとうございます。
お送りいただいた「ご意見」メールの数はなんと20日未明までで1130通。
目標にしていた1000通を超えることができました。
皆様のお力添えにとてもたくさんの勇気をいただき、そして、とても可能性を感じています。

残念ながら、県庁にママたちの声を聞く耳はなかったようですが、
アクションを起こし続けるという確かな手応えを得たようで、
ママたちは意気盛んでした。
応援してくださた皆さんへのお礼のメッセージを転載します。

「優しい福島であってほしい」 という言葉が心に響きます。
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マスクアクション✩結果報告

測ってみっぺ!いわき 2012.1.20

皆さま!ご協力に感謝致します!!


たくさんの方々にご協力をして頂きました『マスクアクション』ですが

寄せられた賛同、同意メールの数は

本日1/20(金)分の集計を混ぜない時点で1130通!!

お願いしておりました目標の1000通を見事に超えました!

拡散は、その後も続けて頂いておりましたので

きっと、もっともっと増えていることかと思います。

本当に、ありがとうございました・・・

皆様の優しさ、温かい思いに

心から感謝致します!

県外の方々が、福島の子どもたちのことを思い、行動して下さったこと

そして、更にたくさんの方に向けて『お願い!!』と、呼びかけ続けて下さったこと

県外の方々から『子どもたちを守って下さい!』『アクションを起こしてくれてありがとう!』『成功を祈っています!』という言葉をたくさんいただいたこと

こんなにも福島のことを考え、思って下さっている方がたくさんいらっしゃるということが

ありがたくて、ありがたくて、アクション中から感動しっぱなしでした・・・

今日の13:30から会談が行われたのですが

福島は杉の数が多いということに着目して、危険性を訴えて参りました。

これから花粉の季節を迎えるにあたって

セシウム花粉が人体に与える影響について

それを受けて、森林計画課、健康増進課の方、1名ずつとの会談だったのですが

この、12/27の林野庁の発表のデータにあるように

人体に及ぼす影響は心配なし

この回答を繰り返すばかりでした。

リスクはゼロだとは言わないが

県で予算を組んで無料配布するほど、マスクの必要性があるわけではない。

優先順位から見て

それほど重要なことではない。

私たちの訴えに関しては

『あなた方の考えが、この状況は危険だという考えであって、全ての人がそう思っているとは限らない』

このような答えでした。

県としては去年の7月に災害対策本部からチラシを配布していて

うがい手洗い、マスクの着用についても呼びかけている。

たしかに、小さい文字で書いてあるチラシは存在します。

今回は花粉の季節を前にして、これ以上の被曝を避けるために

出来る限りの対策を、ということでお願いに行って参りましたが

原発事故以来の対応について、正しい情報の提供や万全の対策はとられてきたのでしょうか・・・

それがされなかったために、一体どれだけの無駄な被曝を強いられてきたのでしょうか

被曝量を調べるためには、実費で調べるしかない今の状況は、県外の方から見たら、驚くことです。

福島の子どもがマスクも着けていないということも

県外の方の驚きの対象になっているということも、よく聞く話です。

私自身のことを言えば、自分の子どもはクラスでたった一人マスクを着けて身を守っていますが

そういう問題ではなく、目の前の子どもたち、赤ちゃん、妊婦さんたちが

当たり前にマスクを着けることもなく強風や花粉にさらされることに

これでいいのだろうかと思うのです。

必要以上の危機感を持って怯える必要はないと思いますが

何もないことを目指して対策を取ることは

やはり必要だと思うのです。

今回、マスクアクションで訴えてきたことは

行政からのマスクの無料配布

それを学校を通して、子どもたちに定期的に配ってもらうということでした。

なぜ?と、思われた方もいらっしゃるかもしれませんので

説明させて頂きたいと思います。

福島県では、まだまだ高線量が続いていた去年の4月6日に、始業式が行われました。

まさか普段通りの日程で始業式が行われるなんてと、物凄い批判の声が上がっていました。

私自身、信じられないという思いでいっぱいでした。

こんなことが起こってしまったのだから

当然子どもたちの被害を最小限に食い止めるために

線量が落ち着いてからのことだろうと

誰しもが思っていましたし、それは多分、早くてもゴールデンウィーク明けのことだろうと

そんな見解が多数のことでした。

早すぎる・・・

現場の先生方も、大揉めに揉めて、連日遅くまで会議会議の日が続いたそうです。

これは、教育委員会からの指示で

それが校長に下され

教師たちは、それに従うしかなかった・・・

つまり、教育現場は子どもたちを守ってくれなかったのです。

マスクについても、屋外活動についても、給食かお弁当か、牛乳を飲ませるかどうかの選択についても

全ては親の判断に委ねられ

マスクの着用に関して言えば

現場の教師たちからは『身を守るために、なるべく着けたほうがいい』とさえ言えない。

どんどん高まってくるのは

復興という声と

風評被害を煽るなという声

こんなことに対して、それでは子供を守ることはできないと

なんとか子供を守りたいという思いで

不安に思う親たちは本当に苦しみました。

批判をしたところで状況が変わる訳ではなく

個人が担任や校長相手に直接訴え

対応を仰ぐということ以外、方法はありませんでした。

モンスターペアレンツ

神経質な母親

そんな言葉に傷付きながらも

必死で子供を守り続ける少数派の母親たち。

でもやはり、自分の子どもにだけ他の子と違うことをさせることに段々に疲れも出てきて

夏休みが終わり2学期がスタートしてからは、諦めの空気が強くなってきたように思います。

子どもたちに被曝をさせないように

それを意識して、いろんなことを気を付けて対策をしている母親。

安心安全、収束宣言

これを信じて対策を取らずに暮らしている母親。

それは人それぞれの考え方の違いなので

それを批判することは間違っている。

その通りかもしれません。

砂煙を上げながら屋外活動をし、セシウムばかりではないであろう放射性物質を呼吸で取り込んでいるかもしれない。

それも、心配しすぎのことなのかもしれません。

直ちに影響がないレベル

心配ないであろう

さほどの影響ではないであろう

もしものことを考えて対策を促し

健康被害ゼロを目指して十分すぎるほどの防護策を取り

社会の宝である全ての子どもたちを全力で守ろう!

今の福島県の姿勢はどちらでしょうか

一体誰が声高に子供の未来を守ってくれるのでしょうか

未来を担う子どもたちの将来を第一に考えて

何もないことを目指して全力で取り組む。

この政策を打ち出してこそ、初めて本当の復興という言葉になるのではないでしょうか

それを教育機関がまずは率先して行うべきなのではないでしょうか

優しい福島であってほしい

子どもの未来を育てる教育現場が、全力で子供を守る場であってほしい

その希望を再び取り戻すことができますように・・・

そのために

行政から学校へ

学校から子どもたちへ

全ての子どもたちに隔たりなく行き渡るように

願いを込めて

このマスクアクションをスタートさせました。

同じ話し合いを何度も繰り返しながら、4時間粘りましたが

『必要はないという福島県としての判断は変えることができません。』

この言葉を覆すことはできませんでした。

しかし

今まで言いたいと思ってきた思いは全て伝えることができましたし

たくさんの得るものもありました。

私たちの声を無駄にしないように

訴えをなんとか実現させるように

ひとりの人間として

ひとりの親として

同じ福島県民として

どれだけ骨を折ってくれたことだろうと

涙が溢れるほど頑張ってくれた方も存在しました。

その方は会談の中でも

『自分は父親の立場としては、子どもにマスクを着けるように言っています』

ハッキリとそうおっしゃっていました。

この勇気ある発言に、とても救われたというか・・・

なかなか見えてこない行政の内部に光を見せて頂きました。

私たちの思いが届かず、却下されてしまいそうになった時

必死で粘って動いて下さった、この方たちや議員さん方。

望みが全くないという訳ではないということを知ることができたことは

大きな大きな成果でした。

そして何より

1130通を超えるたくさんの声が

驚くほどの短期間で集められ

その声がこの会談の実現に繋がったこと

大量に送られ続けるメールに

県議会事務局が悲鳴を上げるほど

福島の中で大きなアクションを起こすことができたこと

結果はどうであれ

物凄いことだったということに間違いはありません。

アクションに参加して下さった皆様!

皆様が福島に風を起こしました!

私たちは決してあきらめていませんし

まだまだ希望を持っています。

次のアクションは何にする?

帰りの車の中では

そんな会話で盛り上がりながら

私たちカッコよかったよね!とか

自画自賛しながら、へこむことなく帰って参りました。

測ってみっぺ!

エネルギーは枯れることなく

更にパワーアップしながら活動を続けていきます!

また次のアクションにも、ぜひ、ご協力、お願いしちゃいますね!

皆様!本当にありがとうございました!!

マスクアクション!最高でした~~!!

測ってみっぺ!いわき

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2012.1.15

福島の子ども達にマスクを! 福島では放射能はタブー マスクはとてもしづらい こんな状況を打破しよう!!

新しい動きが出てきています。あと一歩のご協力を!!

度々お伝えしてきている、福島の行政に子どもたち用のマスクを配ってもらおうというアクションへのご協力のお願いです。

冬の福島は強風で知られます。
風によってホコリが舞い上がり空気中にセシウムが舞います。

インターネット上でも大きく話題になっているように、
新年の定期降下物はかなり上昇しており、
冬中この傾向が続くと思われます。
加えて2月に入ると恐ろしい量のセシウムを帯びたスギ花粉が飛び始めます。
特にいわき市は500倍杉林に囲まれているというほどの密集地です。

子どもに限らず、こんな中ではマスクは必需ですが、
悲しいことに福島では放射能を話題にすることがタブーになってきており、
マスクをすると白い目で見られるなど、使いづらいという愚かしい現実があります
昨年のかなり早い段階から
学校の教師が子供たちにマスクをするように指導することが、当局によって禁止された
何人もの方から聞きました。
いまでは、ほとんどの子どもたちはマスクをしておらず、
日々吸い込みによる内部被爆をし続けています。

こんな状況を何とか打破したいと、いわきのママたちが始めたのがマスクアクションです。
行政にマスクを配ってもらい、その必要性を訴えようといしています。
ウェブ上の陳情やメール作戦を呼びかけてきましたが、
皆様のご協力があって、既にそれらのご意見メールが430件を超えているそうです。

その甲斐もあって、県議会も動きだしたということで、
1月20日(金)13:30から福島県の森林計画課と健康増進課が、
「測ってみっぺ!いわき」をはじめとするママ代表と初めての話し合いを持つことになりました。

ママたちから重ねてのお願いです。
「このマスクアクションの成功のために、
金曜の会合までに、【ご意見】が1000を超えることを目指しています。
全国の皆さまどうか力をお貸しください」

今は 下記フォームに一本化しています。
(’メールによる心情は受け付けないと県がハードルを設けてきたためです)
どうか、皆様の声で、福島の子供たちを放射能から守りましょう!
ご協力と拡散をお願いします。

【福島県ご意見フォーム】 ここをクリック


『マスクの必要性についての私見』

『只今展開されているマスクアクションの主旨について同意し、一刻も早く子供たちにマスク着用がなされますように、県議会からの働きかけを望みます。』

などと記入して頂き、住所、氏名、メールアドレスを必ず添えて送信して下さい。
先方にはそれで通用するように話してあるそうです。

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マスクアクション 大詰めです!
測ってみっぺ!いわき 2012.1.15

『マスクアクション』へのご協力に感謝致します!!

http://maeveherb.jugem.jp/?eid=96

県内外のたくさんの方々のご協力のもと、展開して参りましたが

その中で、疑問や質問もたくさん寄せられました。

なぜ、福島の子どもたちはマスクをしていないのですか?

こんなシンプルな問いかけに、お答えできる記事がありますので

どうか、読んでみて下さい。

福島の子供を「見えないヘビ」から守る教師の苦悩-学校の圧力で退職

http://www.bloomberg.co.jp/news/123-LP1YBE0D9L3501.html

この記事を読んで、驚かれたでしょうか・・・

教師たちは子どもたちにマスクを強要してはいけないと指導され

マスクをするかしないかは親の判断に任せるという流れができたのは

かなり早い時期からのことでした。

屋外においての活動についても同じでした。

全ては親の判断に委ねられ、子どもたちが放射能から身を守るために指導する立場であろう教育現場が、全く逆の指導を行っていたということは、私たち母親にとっても、とてもショックなことでした。

段々にマスクを着けることは特別なことのようになり

今現在においては、マスクを着けている子供の割合はクラスで一人か二人ぐらいです。

マスクアクションを成功させ、福島の子どもたちに再びマスクで身を守る姿が戻るよう

あと一歩のアクションにご協力をお願い致します!!

1/20(金)、有志数名で福島県庁へ具体的な話し合いをしに行って参ります。

ここで、子どもたちにマスクを行政から無料配布してもらえるようお願いをして参ります。

なんと今現在、アクションに賛同するメールが430通届いております!

凄いことだと、感激しております。

このアクションを応援する議員さんも、一生懸命動いて下さっています。

本当にたくさんの方々が、福島の子どもたちのために、心を込めて動いて下さっています。

本当に、ありがとうございます。

どうか、更なる拡散とアクションにご協力をお願い致します!!

1/20(金)まで、あと4日です!

できれば、1000通を目指したいと思っています。

4日で570通!

実現目指して、力を貸して下さい!!

県議会宛ての簡単なアクセス方法

『意見フォーム』に

『マスクの必要性についての私見』

『只今展開されているマスクアクションの主旨について同意し、一刻も早く子供たちにマスク着用がなされますように、県議会からの働きかけを望みます。』

と記入して頂き、住所、氏名、メールアドレスを必ず添えて送信して下さい。
先方にはそれで通用するように話してあります。
『県議会意見フォーム』 こちらをクリックして送信してください。
http://wwwcms.pref.fukushima.jp/pcp_portal/PortalServlet?DISPLAY_ID=DIRECT&NEXT_DISPLAY_ID=U000004&CONTENTS_ID=24674
担当 県議会事務局 (委員会係・秋山さん)

この記事は 測ってみっぺ!いわき

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2 Responses

  • says:

    はじめまして。東京のバンドマンによる被災地支援グループHRPの穴水と申します。我々もかねてからマスク支援を考えており、何度か支援行動に訪れている南相馬に、独自に支給をしようと計画しております。現在、南相馬市民の帰還率は63%くらいで、中学生(15歳以下)の人口は多く見積もっても6,000人程度と考えられます。花粉大量飛散期間を50日と考え30万セット程度が必要です。現在遮蔽率の高いN99,N95規格の子供サイズのものを安く提供協力しいただけそうな業者にも目星を付け、再来週に交渉に向かう予定です。配布方法については、今回は南相馬市側と連携してやっていこうかと考えております。
    よかったらそちらさまのマスクアクションとも連携していきたいと思うのですが、いかがでしょうか?
    ご連絡いただければ幸いです。
    TEL.(n.a.m.内)

    返信
  • 竹内 久高 says:

    マスクの必要性についての私見

    只今展開されているマスクアクションの主旨について同意し、一刻も早く子供たちにマスク着用がなされますように、県議会からの働きかけを望みます。

    マスクを気兼ねなくする事は全国民の権利です。

    どうか弱い子供たちを放射線から守ってください。お願いします。

    返信


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