地球と7代先のこどもたちを元気にしてゆく情報発信サイト
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2011.10.23

昨日の講演会をメモをもとに報告します。JANJANに掲載する場合は一度目を通していただき、許可を得ますが、個人ブログなので山田さんに連絡は取っていません。

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山田です。まず言っておきたいのですが、ぼくが福島の子どもたちの相談に行くようになってから、いろいろな質問を受けるようになりました。そのなかには魚 の汚染がどのくらいかとか自分で調べられるものがあります。自分で調べられることは人に聞くのでなく、自分で調べてください。また、放射能というものはど れくらいまでなら大丈夫でどのくらいになれば大丈夫でないということはわからないのだということを覚えておいてほしいと思います。

国際会議の欺瞞 データの隠ぺい

日本医事新報という雑誌に福島県立医大の長谷川医師のリポートが連載されています。放射能というものはそんなに恐れることはないのに、怖いというからいろ んな差別が生まれるという論調で書かれています。私たちは放射能以外に交通事故とかいろんなリスクのなかで生きていて、そういうリスクはゼロにしろとは言 わないのに、放射能だけゼロにしろというのはおかしい。科学ではリスクはゼロとは言えない、多少リスクはあるが覚悟して生きればいいと言っています。この 考えが福島で蔓延しています。
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福島原発事故緊急会議 2011.8.31

放射能汚染が「怖い」「嫌だ」と言えなくなっているその現実が本当に恐ろしいと思う。(共同デスク)

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「救援」508号(2011年8月号)より転載
http://qc.sanpal.co.jp/

いま福島で起こっていること 子どもたちを救え!小児科医 山田真

福島は今、大変なことになっている。どんなに大変かは実際に福島に行き、しばらく滞在してみないとわからないかもしれない。福島駅に降りて道を行く人を見 ただけでは、福島は〝なんともなさそう〟である。ある科学者が雑誌の対談の中で「福島の人たちは防護服も着ないで無防備に町の中を歩いている」と言ってい たが、防護服というのはあまりに非現実的としても、マスクさえつけず、〝無防備〟に歩いている人がほとんどだ。

町を行く一人一人が「福島は大丈夫、安全。放射能はこわくない。」と身をもってアピールしているようにも見える。
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(2012年1月18日) 【北陸中日新聞】

中日新聞によれば、警戒区域で野生化し、被曝した牛を調査したところ、筋肉に蓄積された放射性セシウムいの濃度は、血液中の20〜30倍に上ることが明らかになったという。

以下は記事の引用

警戒区域で野生化の被ばく牛 筋肉にセシウム 血液中の30倍

警戒区域で野生化の被ばく牛 筋肉にセシウム 血液中の30倍

東京電力福島第1原発から半径20キロの警戒区域内で野生化した牛の筋肉に蓄積された放射性セシウムの濃度は、血液中の20〜30倍に上ることが、東北大加齢医学研究所の福本学教授(病理学)らのグループの調査で分かった。大学は2012年度、調査牛の臓器や血液などを冷凍保存した「組織バンク」を整備。グループは今後、どの臓器に放射性物質がどれだけ蓄積するのか詳しく解析し、人体の内部被ばくの研究に応用していく。

 調査は昨年8月下旬に着手。これまでに殺処分された88頭の牛を所有者の同意を得て解剖し、内臓や筋肉、血液に含まれる放射性物質を調べた。その結果、血液から1キロ当たり60ベクレルが検出された牛のモモから1800ベクレルが測定されるなど、骨格筋に20〜30倍の濃度で放射性セシウムが蓄積していることが確認された。舌や肝臓などの臓器は血液濃度の約10倍だった。蓄積が心配されていた甲状腺ではほとんど測定されなかった。

 また、ガンマ線を放出する「放射性銀」は肝臓に、化学毒性が強い「放射性テルル」は腎臓に、それぞれたまっていた。牛の胎児の各臓器に蓄積した放射性セシウムの濃度は、親牛より1.3倍ほど高かった。

 研究成果は、同じように筋肉や臓器を持つ人体の内部被ばくを考える上で役立つという。新設する組織バンクでは12の臓器などを冷凍保管するほか、精子と卵子も凍結保存し、人工授精して生まれた子牛の遺伝子に影響があるかどうかも検証する。

 福本教授は「内部被ばくの多角的な評価はこれまでない。3月までに300頭を目標に調査を続け、12年度以降に多くの研究者に材料を活用してもらえるよう体制を整えたい」と話している。

→ 元記事

 

いつも不思議で仕方がないことがあります。
内部被曝の量を安易にシーベルトで表すが、あれって信頼できる数値なのでしょうか?
考えてみたいと思います。

東京電力福島第1原発から半径20キロの警戒区域内で野生化した牛の筋肉や内臓などの調査で、
セシウムなど放射性物質が、どの部位に蓄積するのかといった体内での振舞いが少しずつ明らかになってきています。
逆を言えば、これらの基本的なことがこれまでまったくわかっていなかった実情があります。

チェルノブイリでは政府に禁じられたため、バンダジェフスキーの論文などごく少ない例外を除きこのような研究はされていません。
チェルノブイリ周辺でおびただしく増えている様々な疾患からその影響は明らかですが、セシウムなどがどこに蓄積しやすいかなどの統計的なデーターが存在しないため、学術的には因果関係を断言できないというもどかしい現状があります。

その現状をよいことに、あたかも内部被曝は危険ではないというような喧伝がまかり通っているのは大変困ったことですが、もうひとつ、とても重要なポイントがあります。
それは、こんな基本的なデーターもなしに、内部被曝量をシーベルトで表すなど不可能ということ。

たとえば食品の「新基準づくりに当たり、食品から受ける年間許容被ばく線量を現行の5ミリシーベルトから1ミリシーベルトに下げた。」というように、内部被曝の体への影響量はシーベルトで評価されます。

何ベクレルの食品を食べたら、内部被爆量は何シーベルトですって言う換算式があって(等価線量換算係数といいます)それを基に、年何ミリにおさえるには食品は100ベクレルとかやっているわけですが、実はこれはまったくの虚構の数値です。

なぜ専門家がこのことをはっきり言わないのかいつも不思議なのですが、すごく単純に言うと、体のどこに蓄積するのかもわかっていないのに、その影響を正確に表すことはできない。ましてや数値化する換算式などできないというのは、少し考えればわかることです。

放射性物質の体内での振舞いはやっとわかり始めたばかりです。
現在の知識量では、内部被曝を計るとき、ベクレルをシーベルトに換算することはできません。
それだけのデーターを私たちはまだ持っていないのです。
内部被曝量について、シーベルトで表してあるものはすべて虚構の数値と思って間違いありません。

専門家に、このことの裏付けをやっていただきたいと希望します。

nanohana記
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警戒区域の野生化牛 筋肉被ばく、血液の20~30倍
河北新報 2012.1.15

東京電力福島第1原発から半径20キロの警戒区域内で野生化した牛の筋肉に蓄積された放射性セシウムの濃度は、血液中の20~30倍に上ることが、東北大加齢医学研究所の福本学教授(病理学)らのグループの調査で分かった。大学は2012年度、調査牛の臓器や血液などを冷凍保存した「組織バンク」を整備。グループは今後、どの臓器に放射性物質がどれだけ蓄積するのか詳しく解析し、人体の内部被ばくの研究に応用していく。
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税金と保険の情報サイト 2012.1.13

心肺停止の福島原発作業員は死亡していた

東京電力は11日、今月9日に福島第1原発で作業中に心肺停止状態となり病院に搬送された男性が、当日午後5時に死亡していたことを発表した。死亡から2日たっての発表について、病院から連絡を受けていなかったため、と釈明した。

セシウムは心臓にたまる

東京電力では同作業員の外部被ばく量を6ミリシーベルトにとどまっており、死亡は放射性汚染物質とは無関係、と説明した。

ただ内部被ばく量については発表されていない。呼吸や食物から体内に取り込まれたセシウムは筋肉にたまる性質を持つ。人体では心臓に集中する。セシウムから放射されるγ線により細胞内のミトコンドリアが破壊され、筋肉が機能しなくなることはよく知られている。

東京電力では、死亡した作業員について氏名などを発表していない。今後、報道機関などにより臓器の状態や内部被ばく量などが追跡調査されるのを避けるため、と見られる。

町田では子どもたちが原因不明の病気に

子どもたちの健康被害についても、少しずつ報告が増えている。東京都町田市に本拠を置く「子どもと未来をつなぐ会・町田」では、昨年12月14日、低線量被曝が原因と疑われる症例について、報告を集めた。

鼻血、血便、全身倦怠などを訴える子どもが急増しており、中には手指2本の爪がいきなりはがれてしまった例なども報告された。

医師に相談したケースでは、「首都圏で放射線の影響はありえない」、「ストレスのせい」などとされ、とりあってもらえないことが多いという。

実際には、ホットスポットが関東でも数多く報告されている。また、セシウムよりも内部被曝のリスクが高いストロンチウムについては、放散するβ線を計測できる機器がほとんどないため、無視されているのが現状だ。

たび重なる原発作業員の死が教えてくれることを無視すべきではない。

外部リンク

◆こどもと未来をつなぐ会・町田

http://ameblo.jp/kodomotomirai/entry-11069157525.html

この記事は 税金と保険の情報サイト

 

 2012.1.12

内部被ばくについて講演する肥田舜太郎さん=2011年12月12日、津村豊和撮影

◇私のどこが悪いんだ、開き直りがずっと根底にあるんですよ

 放射性物質が広範囲にまき散らされた東京電力福島第1原発事故。内部被ばくの健康影響が懸念されるなか、広島・長崎の原爆ではどうだったのかにも関心が高まっている。広島で被爆した医師で、「原爆ぶらぶら病」の患者ら6000人以上の被爆者を診察してきた肥田舜太郎さん(95)を訪ねた。【宍戸護】

 「内部被ばくは広島・長崎の時からあったのです」。昨年12月、横浜市港北区のホール。「福島第1原発事故と内部被曝(ひばく)について」と題した講演会で、肥田さんはよく通る声でこう話した。「原爆(ピカドン)が落ちた日には広島・長崎におらず、数日後に家族を捜しに入った人たちが、理解できない形で死んでいった」。普段つえをついて歩く肥田さん。約2時間も机の前に立ち続け、熱弁を振るった。
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ロイター 2012.1.12

写真は昨年11月の代表撮影(2012年 ロイター)

[パリ 11日 ロイター] 原子力発電所の近くに住むフランスの子どもたちは、白血病の発病率が通常の2倍であることが、同国の専門家の調査結果で明らかとなった。近くがん専門誌「International Journal of Cancer」に掲載される。

フランスの国立保健医学研究所(INSERM)が、2002―07年に国内の原発19カ所の5キロ圏内に住む15歳未満の子どもを調査したところ、14人が白血病と診断された。これは他の地域と比べて2倍の発病率だった。
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2012.1.9

Scroll down for an English version.

Michel Fernex

フランスのNPO Les enfants de Tchernobyl/Belarus 「チェルノブイリ/ベラルーシの子どもたち」(副会長はアレクセイ・ネステレンコ、このブログの過去記事参照:)の創設者であるスイスの医学博士ミッシェル・フェルネックス教授の緊急提言を掲載します。この記事の最後に、このブログの関連記事をリストアップしましたので併せてご覧ください。

ミッシェル・フェルネックス教授からの緊急提言

人々が被曝から身を守るために
-福島の即時の影響と後発性の影響を予測すること-
ミッシェル・フェルネックス

2011年11月30日
フランス、オー=ラン県 ビーダータル

AP通信社は11月21日、「福島第一原発の事故による健康被害の実態は、明らかにならない可能性がある」という記事を配信した。これを読むと、次のよう な疑問が浮かぶ。「人々をできるだけ被ばくから守り、犠牲を最低限に食い止めるための最適な方策を、いったいどの機関が日本政府に進言できるだろうか」。 福島原発の管理者は、原発の計画をたて、建設を実行した最初の誤ちから、津波到来の1時間も前、すでに地震によって原発が壊れていたことを隠蔽した過ちま で、一貫して責任を負っている。これは明らかな人災で、結果として、環境中への放射能漏れの対応に遅れが生じた。
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東京新聞 こちら特報部  2012.1.7


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日刊SPA 2012.1.5

「何ミリシーベルト以下なら大丈夫」はウソ

― “最後の被曝医師”が語る人体に与える内部被曝の脅威 ―

【解説:内部被曝と外部被曝】
内部被曝と外部被曝では、被曝の仕方が全く異なる。内部被曝では、透過性の低いアルファ線、ベータ線のエネルギーがほとんど体外に逃げることなく、人体に 影響を与える。これに対して、外部被曝では透過性の低い放射線は届かず、主に透過性の高いガンマ線で被曝する。体内に摂取した際に危険なのはアルファ線、 ベータ線を出す核種である。

◆「年間何ミリシーベルト以下だから大丈夫です」というのは大きなウソ

放射線というのは、人間には見えません。色も臭いもない。見た目には認識できません。

肥田舜太郎氏

私はこれまでずっと広島・長崎で被曝した患者を診続けてきました。原爆のときは、火傷をしたり全身の粘膜から血が噴き出したり、頭髪が抜けるなどの急性症状がありましたが、今回の福島原発の場合は、長期的な「内部被曝」の影響が心配されます。
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2012.1.2

「被曝をどう避けるか」  講演資料
講師:岡山 博、
仙台赤十字病院呼吸器科、東北大学臨床教授
主催:放射線被曝から子どもを守る会
日時:2011年12月17日
ところ:仙台市医師会館ホール

以下は、講演会「被曝をどう避けるか」講演の主なスライドをまとめたものです。

被曝をどう避けるか
l 放射線と身体への影響についてお話します。
l 医学知識を知ると深く理解できるが、知らなくても、大丈夫。
l 被曝を避ける事と、医学的知識は別の話です。
l 同じ知識を持っていても「放射線を避けるな」と言う人も「避けろ」と言う人もいます
l 学ぶと言うことは、鵜呑みにする事ではなく、本当にそうかと自分で考え、判断すること
l 被曝をどう考えるか、避けるためにどうするかを議論しましょう。
l 講演途中でも、質問や意見、歓迎します。


1. 放射線とは何か
2. 汚染の状況
3. 被曝と生体への影響
4. 被曝を避けるために
・議論
・被曝の危険性はどの程度か
・被曝の避け方
家庭が、社会ができること
・環境除染した放射能をどうするか
・農漁業者を守るには?
・心配するなという専門家の意見?
など 何でも


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院長の独り言 2011.12.31

急性出血性結膜炎 という病気ご存じでしょうか。

急性出血性結膜炎(AHC)は、主としてエンテロウイルス70 (EV70)とコクサッキーウイルスA24変異株(CA24v)の二つのエンテロウイルスによってひきおこされる、激しい出血症状を伴う結膜炎 である。両ウイルスともヒトからヒトへ直接接触伝播する。

病原体
本疾患の原因ウイルスであるEV70とCA24vはともにエンテロウイルスの仲間で、電子顕微 鏡でみると直径約30nmの小型の球形粒子とし て観察される(図1)。両ウイルスにつき、その遺 伝子である1本鎖RNA を構成する約7,500の塩 基配列が明らかになっている。

図1. EV70 の電子顕微鏡像

大部分のエンテロウイルスは最初消化管に 感染するのが普通であるが、この二つのウイルスの場合、感染部位はもっぱら結膜であり、消 化管で増殖したとの報告はない。この性状は、培養細胞におけるEV70の至適温度が33 ~34 ℃ であり、39 ℃では全く増殖できないことと関連すると思われる。EV70 は眼に病原性を有すること、潜伏期が極めて短く、感染後24 ~36 時間で発症することが偶発的な実験室感染の結果明らかになったが、なぜ結膜下に激しい出血を引き起こすのか、そのメカニズムはいまだに明らかにされていない。
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2011.12.30

東日本大震災:暮らしどうなる? チェルノブイリの経験から 内部被ばく減らす食事を



「甲状腺がんは宿命だと決して思わないでほしい。できることはたくさんある」と強調するエフゲーニャ・ステパノワさん(右)=福島市のコラッセふくしまで2011年12月11日、中村美奈子撮影

チェルノブイリ原発事故が起きたウクライナで、内部被ばくの一番の原因は、放射性物質で汚染された食品の摂取だった。ウクライナで事故以来25年間、子どもの健康調査を続ける医学博士、エフゲーニャ・ステパノワさんに、被害の実態と大人ができることを聞いた。【中村美奈子】
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過去10年間との比較グラフ(週報) 【更新日 2011/12/26】
(横軸は週を表し、左端が1月1日。3月11日は10週目にあたります。)
マイコプラズマ肺炎

急性出血性結膜炎

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NHK 追跡!真相ファイル 2011.12.28 28分
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この記事は、ゴルバチョフの科学顧問を務めたロシアの科学者アレクセイ・ヤブロコフ博士を中心とする研究グループが2009年にまとめた報告書『チェルノブイリ――大惨事が人びとと環境におよぼした影響』(Chernobyl: Consequences of the Catastrophe for People and the Environment)から、「第5節 (6) 尿生殖路の疾患と生殖障害 」の翻訳です。
この著作の翻訳を手がける「」のご好意により転載します。
翻訳は改定の可能性があるそうですので、掲載日(2011.11.15)から日を置いて読まれる方は、ぜひをご確認ください。

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2011.11.15

『チェルノブイリ――大惨事が人びとと環境におよぼした影響』

第5節 (6) 尿生殖路の疾患と生殖障害

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※お断り: 当ブログ上に掲載する訳はあくまでも暫定訳であり、
出版される際にはさらに訂正・修正が加えられる可能性があります。

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放射線被曝は、腎臓、膀胱、尿路ばかりでなく、卵巣と精巣にも直接の損傷を与える。しかし、卵巣と精巣は、直接的な放射能の影響だけでなく、内分泌攪乱を通じて間接的な影響も受ける。構造的ならびに機能的なこれらの障害によって生殖過程が損なわれる。

チェルノブイリの放射線による尿生殖路の機能の異変についてはいくつか研究例があるものの、深刻な異変のすべてを説明するに足る情報はいまだ存在しない。 たとえば、放射線核種が体内に取り込まれた結果、女性の体内の男性ホルモンのレベルが上昇するのは予想外のことであり(Bandazhevsky, 1999 を参照)、また、各種の放射線核種が性成熟の速度に対して相矛盾する影響を与えることも予想されていなかった(Paramonova and Nedvetskaya, 1993)。
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阿修羅掲示板 2011.12.28

投稿者 浅見真規 日時 2011 年 12 月 28 日 12:21:51: AiP1TYI88G3dI

福島第一原発事故発生後9カ月以上経った2011年12月27日、林野庁が福島第一原発事故の警戒区域内の杉の雄花から最大1kg約25万ベクレル検出した事を発表しましたが、飛散しても健康被害はないとの予測も発表しました。
(林野庁HP参照)
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/hozen/111227.html
http://www.rinya.maff.go.jp/j/press/hozen/pdf/111227-02.pdf

しかし、実は、この発表で注意すべき点が二つあります。
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 2011.12.27

 ◇過少評価の現状に憤り

 常総生協(本部・守谷市)は26日、チェルノブイリ原発事故による健康への影響を解析したドイツの医師による英語論文の翻訳作業を始めた。組合員の主婦ら女性19人が手分けして65ページの原文に取り組む。東京電力福島第1原発事故による放射性物質汚染の影響を考える参考資料として、年明けの勉強会のテキストにする。
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追記:朗報です!
皆様の支援があって、福島県議会事務局が動き出しました。

測ってみっぺ!いわきの支援者に県福祉健康課から電話があり
現在、県議が会派周りをして根回しをしているそうです。

このようなマスクプロジェクトが県議会レベルで動き出したのは、原発事故後の福島全域の児童達への陳情に関して先例がないそうです。

あと一歩で実現しそうです。
あとひと押しのご協力をお願いします。

是非、下記陳情書を、それぞれの宛先(特に一番上の県議会広報委員会あて)に送ってください。

福島のお母さん方は福島県民の力だけでは足りないと言っています。
全国からの愛を、福島の子供たちへ送りましょう!!

皆様のお力があつまれば、必ず動きます!!

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福島では復興を願うあまり、マスクを付けるのをはばかるような空気が主流になってしまっている。
しかも、冬の福島は土埃が舞う強風で知られています。セシウムまみれの土ぼこりによる内部被曝は、飛散セシウムの10倍にもなります。
早急にマスクを付ける習慣を作らなければなりません。
いわきのママたちが行政にマスクを配ってもらうことを目標にアクションを起こしています!

測ってみっぺ!いわき 2011.12.15

福島のこどもたちにマスクを!緊急アクション!!

どんどん風が強くなってきました。

木の葉が舞う景色は、いつもなら冬の到来を感じさせる光景でしたが今年は違います。

乾燥した空気はセシウムを運び

目には見えない放射能が、どれだけ体内に取り込まれているのか分かりません。

去る9月20日の日本原子力研究開発機構(茨城県東海村)が、

一度地面に降下して、風で舞い上がるなどした放射性セシウムを取り込んだ場合の内部被曝量は

大気から直接吸入するのに比べて約10倍多いとの解析結果であるとリリースしています。

いわき市を含む浜通り地区は、本格的な冬に向けて

乾燥・強風による土壌ほこり舞い上がりによる内部被曝も非常に懸念されるところです。

早くから安全宣言が出され、子どもたちにもマスクを強要はしないように

そんな流れが早くからできあがってしまったせいか

マスクを着けることが特別なことのようになってしまっています。

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週刊ポスト 2011.12.27

福島県いわき市。震災から9か月、復興バブルは瞬時に去り、作業員宿舎のある温泉街、ソープランドから、賑わいの灯は消えた。いま、事故の後処理に従事する作業員たちは、どんな日常を送っているのか。作家の山藤章一郎氏が報告する。
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