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調理後の給食も放射性物質測定

11月 4th, 2011 | Posted by nanohana in 1 子供たちを守ろう | 1 放射能汚染 | 1 汚染の拡散 | 1 食品

朝日新聞 マイタウン埼玉 2011.11.3
◇7日から蕨市

学校給食の安全性をより高めるため、蕨市は7日から食材の放射性物質測定を開始する。食材だけでなく、調理後の完成品まで検査するのが特徴といい、児童・生徒の口に入る前に毎日、公開する考えだ。

市はセシウムやヨウ素などを検出する食品用放射性物質測定機器2台を購入。10月下旬、1台が学校給食センターに配備された。

同センターでは、その日に提供する野菜や肉など生鮮食品を中心に6品目程度を調べ、さらに完成品に牛乳やパンなどを加え、液状にした1食分を一括測定する。一部の食材だけでなく、口に入る給食すべてを調べることになり、信頼できる結果が得られる。当面は国の暫定基準値を指標とし、超えた場合は給食の停止などを検討する。

10小中学校に約4900食を提供している同センターは、10月から食材の産地公開も始めた。市は「子どもたちの内部被曝(ひばく)を避けるため、できることはすべてやる覚悟」としている。
朝日新聞

河北新報 2011.11.2

栗原市・学校給食の線量検査始める 献立丸ごとチェック

築館東保育所で作った料理1食分を検査する栗原市教委職員

宮城県栗原市は1日、学校給食の放射性物資の濃度の常時検査を始めた。個別食材の事前検査のほか、調理後に料理1食分も調べる。調理後の検査は白河市が9月から月1回行い、埼玉県蕨市が今月上旬から毎日行う予定だが、本格的な実施例は全国でもほとんどない。
混合物検査は給食1食が含む全放射性物質の実数値を公表することで、保護者の理解と安心を高める狙いがある。国の規制値がないため、あくまで参考データだが、今後の国の規制値見直し作業にも寄与したい考えだ。
ドイツ製測定装置を同市志波姫の南部学校給食センターに常備。放射性ヨウ素と同セシウムを調べ、国の暫定規制値を超えた場合、その食材を使わない。検出限界は1キログラム当たり10ベクレルに設定した。
検査は平日毎日実施。調理施設が給食センターを含め小中学校、幼稚園・保育所で計24カ所(7993食)もあり献立も異なるため、各施設の給食が検査されるのは2週間に1回となる。結果は隔週で市のホームページ等で公表する。
各施設で野菜や肉、魚など頻度や使用量の多い生鮮食材2品を選び調理前日に検査。調理後の料理は混ぜ合わせた上で配食日の午後に検査する。
1日は築館地区の2保育所が作った油麩(あぶらふ)の卵とじ、チキンのトマト煮を主菜とした献立2検体、2日に使う県産キュウリなど4検体を調べ、全て不検出だった。

 

河北新報 2011年11月02日水曜日

 

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